DS923+を2.5Gに対応させたので記録です。
個人で使うなら用途で必要性が変わる。
多人数で使うなら載せたほうが良いだろうという感じ。
やったこと
- DS923+に純正の拡張カードE10G22-T1-Miniを追加
- Hubを2.5G対応の物に変更
- PCは元々2.5G対応なのでそのまま
- Lanケーブルは変更無し
nvmeを2枚搭載していると、一回取り外さないと拡張カードを認識しないという話を読んだことがありましたが、差すだけで認識されました。
アップデートで改善されたのでしょう。
ベンチマーク結果
シーケンシャルは2.5G出ています。
テストサイズでランダム結果が違うけど、SSDキャッシュのヒット率かな?
速度は出ましたが、自分の場合は実感が薄い感じでした。
小さいファイルの転送が多いので、まあそうだろう、という結果。
利用している機能だと以下の感じです。
- Active Backup for Business
フルバックアップは効果あり。
2回目以降は元々時間が掛からないので、実感が薄いです。 - Synology Drive
用途次第。
主に小さいファイルが多いので、ピーク速度は出ません。
また、一回同期してしまえば以降の通信量は減ります。 - 仮想マシンとコンテナ
これらは基本的には影響しません。
openmediavaultやTrueNASでも立てれば効果ありますが・・・ - 普通にNASとして
大きなファイル置くのは効果あり。
小さいファイルは元々1GBps出てないので変化無さそう。
2.5Gの環境を整える敷居は下がりました。が、拡張カードの価格を考えると本当に必要か判断すべきという感じです。
当然大型ファイルのやり取りが主なら効果あり。
iSCSIで常用している人なら恩恵ありそうです。
気が向いたら10Gでの結果も確認してみたい。