データ保存の為のNASを新調した結果、色々とあったのでちょっと書いておきます
218jで試したけど、試してる間に220j出たよ
結論
- アプリ入れるならCMRなHDDを入れた方が良い
アプリ一切入れないならSMRでも良いかも。でもSynology NAS使う理由もなくなる。
比較方法
- DS218jにHDDを入れて、各HDD毎に共有フォルダを切る
- SMR:SeagateのST4000DM004
- CMR:WDのWD40EZRZ
- 1回目:初期状態で何もアプリを入れずにベンチマーク
- 2回目:WDにSynology Driveと依存ソフトをインストールしてベンチマーク
- 3回目:STにSynology Driveと依存ソフトをインストールしてベンチマーク
アプリケーション追加なし
WD40EZRZの方。特に変な場所は無し
ST4000DM004の方。こちらも問題なし。
これだけ見れば、安くて高性能なHDDです。
WD40EZRZにSynology Driveをインストールする
アプリはインストール先が選べるので、両方試す
今回はWD40EZRZが不利です
不利なはずのWD40EZRZの結果。有利なST4000M004と同じ結果を出している。 こちらはST4000M004。有利なハズだが劣化がひどい。
体感速度の劣化はもっと酷く、ベンチマークは終わる気がしない。
ST4000M004にSynology Driveをインストールする
今度はST4000M004が不利なパターン
もしアプリインストール先の影響がなければ、同じ結果になるはず
まずWD40EZRZ。Synology Driveインストールし忘れたか不安になる結果 そして今回の主役、ST4000DM004の結果
壊れたかと思うくらい遅い
おまけ
その他、気づいた点
どれもこれもST4000DM004に対して良くない印象を得る
CMRなWD40EZRZにSynology Driveをインストール
WD40EZRZのベンチマーク後に、ST4000DM004のベンチした結果
見ての通り、ST4000DM004はI/O待ちが酷すぎてCPUが遊んでいるし、HDDも余裕なWDに対して必死感が伝わってくる。
SMRなST4000DM004にSynology Driveをインストール
WD40EZRZのベンチマーク後に、ST4000DM004のベンチをした結果
ベンチが終わった直後に、謎の負荷が跳ね上がっている。SMRをDBとして使った結果だろうか?
HDDの方は分かりやすい。DBとして使っているだけなのにST4000DM004の必死感が伝わってくる
おまけのおまけ
STのベンチマーク直後の結果はどうなっていると思う?
わかるだろうか、通信はもう終わっている(右下見て)
なのにST4000DM004は負荷がかかったまま帰ってこない
Synology DriveをWDにインストールしようがSTにインストールしようが変わらなかった
この状態、結構長く続くので高頻度で注意。今回のベンチだと1時間くらい維持した気がする(計ってないので体感です)